第7回全国人口調査の結果によると、中国の昨年の0-14歳の人口は2億5338万人だが、このデータは対応する年に発表された出生数とやや異なっている。
国家統計局は12日、この差はまず、この2つのデータの出処が異なるためと回答した。中国の現行の統計調査制度によると、人口調査は10年に1回行われ、2回の人口調査の間の年にサンプリング調査が行われる。人口調査の実施年以外の年の出生数は主に、サンプリング調査のデータから推算される。サンプリング調査に誤差があるため、サンプリング比で人口全体を推算する際に一定の差が生じる。これはデータ上、一部の年に発表される出生数が低めになることで反映される。
次に、人口調査は全面的な調査であり、推算する必要がない。特に今回の人口調査では一連の新技術・新手段が採用され、全プロセスの品質管理が強化された。人口調査の現場記録も、多くの調査対象から十分に理解・支持された。記録漏れが大幅に低下し、わずか0.05%だった。これは従来の記録漏れしていた多くの人口が今回の人口調査で記録されたことを意味し、データ上は対応する年齢の人口が先に発表されていた出生数をやや上回ることで反映される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月13日