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世界の進歩に中国が大きく貢献＝ロンドンの研究者。
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有名な中国問題専門家で、ロンドン大学キングス・カレッジ中国研究センター長を務めるケリー・ブラウン教授はこのほど、中国の報道機関からの独占インタビューを受けました。ブラウン教授は「中国共産党の建党以来、中国では天地を覆すほどの変化が起こった。国の実力と国際的地位はそれ以前とはまったく違う」と述べました。中国が今後直面する試練については、「対外的な主たる試練は、適切な国際発展の余地を見出すことだ。国内については民衆の生活水準の向上の速度を維持することだ」と述べました。
ブラウン教授は「中国共産党建党100年来の変化は巨大だった」との見方を示し「平均余命や健康水準にしても、公共生活のレベルから判断しても、今日の中国では100年前の中国と比べて天地を覆すほどの変化が起きている。中国は今日まで、長い旅路を歩いてきた。欧州人は、2021年の世界はよりひどい状態になると思いがちだ。しかし実際には、貧困や病気の減少、福祉の増加など、ほぼすべての指標において、世界は実進歩している。このことには、中国が勝ち取った業績とインドやアフリカ全体の発展が大きく貢献している」と述べました。
さらに、2021年から2025年までの第14次五カ年計画期間における中国の国力変化と直面する試練については、「主な課題は、国際社会において適切な発展の余地を見出すことだ。中国は現行の国際システムに対して異なる価値観と態度を持っているが、これは中国の歴史、文化及び台頭のスピードと関係がある」と論じ、「国内発展において最も主要な課題は、持続可能な方式による民衆の生活水準向上の速度を維持することだ。処理すべき環境問題を大量に抱えてはいるが、中国は今まさに広範な世界と連携して問題の一部の解決に取り組んでいる。これは素晴らしいことだ」との考えを示しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年5月16日
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