今年は中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して20周年になります。退任して間もないWTOの易小準前事務次長はこのほど、「中国はWTOに加盟してからの20年間、多国間貿易体制の最大受益者でもあり、最大貢献者でもある」と述べました。また、中国はWTO改革の中で自らの立場と相当する役割を果たすべきだとの見方を示しました。
易小準商務部元副部長はWTOの統計データを引用して、「過去20年間、世界貨物貿易の総額はほぼ倍増したが、中国の貨物輸出は7倍以上増えた。同時に、中国の輸入総額も6倍近くの増加となった。この6倍はとても重要な数字である。なぜなら、これは我々が世界への貢献を示すものであるからだ。去年、中国の輸入はすでに世界貨物貿易の輸入総額の12%を占めている。これも驚くべき数字である」と示しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年5月16日