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発信時間：2021-05-17 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　会期4日間で世界的ブランドの新製品発表会が83回、国内の各省・自治区・市でセレクト品プロモーションが10回開かれるなど、計550点余りの新製品が発表された。有名ワイナリーのワインや中国限定販売の革製品、共同ブランドのカスタムモデル、海の向こうからやって来た新製品のヨットなどが展示されたこの博覧会は、消費者やバイヤーから大いに注目を集めた。国内外のブランドが頻繁に新製品を発売するのは、中国の消費市場としての潜在力を有望視していることの表れと言えよう。

 

　出展者らの熱意は自由貿易港の建設に参加したいという希望と期待から来るものだ。世界最大の化粧品会社ロレアルグループは来年も引き続き出展を予定している。同グループ北アジア・中国担当社長兼CEOのファブリス・メガバーン氏は「われわれは海南自由貿易港の発展の背後にある大きな可能性に注目おり、開放の波に乗って中国の発展に向け、あらゆる機会を掴む努力をしていきたい」と語った。

 

　海南自由貿易港では現在、59カ国に対する入国時のビザ免除や離島免税、輸入免税リストなどの政策を実施しているが、昨年以来、こうした一連の改革開放を迅速かつ着実に進めている。ロレアル社のファブリス氏のように、海南の自由貿易港の建設で商機をつかみたいと考える出展者も多い。

 

　海南国際会議展示センターの東側にある海口美蘭国際空港の近くでは現在、グローバル消費財センターの建設計画が進んでいる。年間を通じて国内外の選び抜かれた消費財を展示販売する予定で、海南省が「世界の消費財を売買する真の担い手」となるのを目指す。

 

　より開かれた中国の象徴として、消費財博は未来に向かって大きく歩みを進めている。　

　　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年5月16日

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