5Gの商用化が正式にスタートしてから2年がたち、5Gは今やテスト・模索の段階から急速な普及・拡大の段階に移っている。5月27日には、工業・情報化部(省)が鉱業の「5G+インダストリアル・インターネット」現場作業会で、「5G+インダストリアル・インターネット」の重点産業・応用シーン第一弾を発表した。「科技日報」が伝えた。
第一弾の重点産業には電子設備製造、装備製造、鉄鋼、採鉱、電力の5産業が含まれ、重点応用シーンには協同研究・開発・設計、遠隔設備操作、フレキシブル生産製造など10シーンが含まれる。同部情報通信管理局の趙志国局長は、「これまでに、全国の鉱業企業が建設した『5G+インダストリアル・インターネット』プロジェクトは1500件を超え、『5G+インダストリアル・インターネット』は今やインダストリアル・インターネットと5Gの発展プロセスの中で産業界の熱意が最も高く、イノベーション(革新)が最も活発で、成果が最も明らかな分野の1つだ」と説明した。
同部は「5G+インダストリアル・インターネット」の引き続いての深化と発展を推進するために、今年は産業の基礎固めと基礎の向上、成熟したモデルの応用と普及・拡大、イノベーションモデルの深化と開拓、産業生態圏の発展と拡大の4方面の取り組みを重点的に進めるとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月30日