炭素排出ピークアウト・カーボンニュートラル目標の実施、産業の変革をけん引

炭素排出ピークアウト・カーボンニュートラル目標の実施、産業の変革をけん引。

タグ:炭素排出

発信時間:2021-05-30 16:43:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 朗詩控股は、グリーン建築分野で培ってきた確かな技術力で、2015年から保有物件のリノベーションに取り組んでいる。リノベーション済みの面積は1142万平方メートルに上り、住宅やオフィス、マンション、ヘルスケア、ホテルなどのさまざまな業態にわたり、豊富な経験と実績を持つ。さらに、傘下の朗緑科技能は、一体化した全プロセス型のグリーン建築技術ソリューションを海外へ輸出することができる。

 

 この会議で「グリーン建築とグリーン金融の専門家グループ」が発足し、田氏が初代主任委員に就任した。田氏は「政府も企業もグリーン金融という概念を重視しているが、グリーン建築とグリーン金融をつなぐ接点はまだ見つかっていない。そこで、両者の間に架け橋を築こうと、このグループを立ち上げた。今後、金融ツールを活用してグリーン建築や低炭素建築を促進し、グリーン建築に適した金融ツールや評価システム、建築分野での炭素取引の方法を研究していきたい。政府の業界管轄当局も、こうした産学連携の研究機関がシンクタンクの機能やつなぎの役割を担ことに期待している」と語った。

 

 田氏はまた、建築業界や不動産業界が目標を達成するためには、後押しする仕組みが必要であり、炭素排出量の算出には、業界で認められた評価システムも必要だと指摘。「明確な評価システムと算出基準があれば、元の建物と比べてどれだけエネルギー消費を節減できたかを計算することができる。節減できた部分を将来的に炭素取引できるようにすれば、低炭素型企業を奨励する一方、高炭素型企業に規制をかけることができるようになる。さらに、この評価システムを住宅・都市農村建設部や不動産局、物価局などの行政部門に提供することで、価格面でグリーン住宅と一般住宅との差別化を図ることも可能となる」と語った。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月30日


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