国家統計局が9日に発表したデータによると、5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.3%上昇し、生産者物価指数(PPI)は前年同月比9.0%上昇した。
専門家は、5月のCPIの前年同月比の伸び率が予想を下回ったのは、主に豚肉価格の低下によるものと判断した。国際大口商品価格が上昇し、国内の需要が安定的に回復していることもあり、PPIの伸び率が上がった。今後を見据えると、物価水準は安定的で制御可能な傾向を維持し、PPIの伸び率が徐々に下がる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月10日