中国は、2030年までにCO2排出ピークアウト、2060年までにカーボンニュートラルを目指すと発表している。これについて複数の海外メディアは、中国がグリーン発展の理念を積極的に実践し、炭素排出ピークアウトとカーボンニュートラルをエコロジー文明構築の全体方針に組み込んでいる上、目標達成に向けた実践的で強力な措置と行動をとっており、世界の気候ガバナンスをリードする上でプラスの役割を果たしているとの見解を示した。
シンガポールの『ザオバオ』はウェブサイトで、中国が打ち出した炭素排出ピークアウトとカーボンニュートラルの目標が、パリ協定で定められた気候目標にとって大きな意味を持つと指摘した。中国が近年、再生可能エネルギーの開発を急速に進め、風力、太陽光、水力エネルギーの開発では世界トップレベルにあると紹介。新エネルギー設備の低価格化や政策的支援によって風力発電や太陽光発電の設備容量が拡大していると伝えた。
日本の『毎日新聞』は「中国、再生可能エネルギー急拡大」という記事で、中国の再生可能エネルギー発電能力が2020年に大きく拡大し、風力発電、太陽光発電ともに急速な伸びを示したと報じている。中国がエネルギーの低炭素化と温室効果ガスの削減を精力的に進めていると紹介。中国政府がグリーンイノベーションを支援する姿勢を表明し、「再生可能エネルギー発展の道をしっかりと歩んでいる」と伝えた。
英『フィナンシャル・タイムズ』はウェブサイトで、世界風力エネルギー協会(GWEC)のリポートをもとに、中国の風力発電産業市場において2020年の新規設備容量は同機関の予測を70%以上上回り、中国の風力発電設備容量は欧州、アフリカ、中東、ラテンアメリカの合計よりも多いと伝えた。この結果、世界の風力発電設備容量に占める東アジアの割合は約5分の3となり、2019年の約50%に比べ上昇。中国は世界の風力発電産業をリードしている。
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