インフラ公募REITの第1弾・9銘柄が21日、上海証券取引所と深セン証券取引所で上場した。中国版の公募REITが輝かしいデビューを果たした。
9銘柄の終値は同日、全面高となった。上げ幅が最も大きかった蛇口産園は14.72%高で、9銘柄の取引額は合計で18億元を上回った。
2019年の時点で、世界の40数カ国・地域がREIT(不動産投資信託)市場を形成している。中国は昨年4月にインフラ分野から公募REITの試行を開始した。
中国証券監督管理委員会社債監督管理部の陳飛主任は21日、「REITの商品革新により、各種要素資源のインフラ分野への集約を動員・誘導することで、遊休資産を着実に活用できる。これにより遊休資産と新規投資の好循環を形成し、経済の高品質発展を実現できる。同時に市場に収益とリスクが中等のツールを提供する」と述べた。
平安基金は、「投資家から見ると、インフラのREITは多くの投資家に向け、国家インフラ整備に参加し、経済発展の成果を共有するハードルの低いツールを提供した」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月22日