ケチャップ、くるみ、杏のジャム、ヒマワリの種――これら新疆南部の特産品は国際定期貨物列車「中欧班列」によって、次々と中央アジアと欧州に送られている。
ウルムチ税関所属の烏昌税関の統計によると、同税関は2019年9月から現在まで新疆南部の特産品を載せた列車を46本監督管理している。貨物量は5万800トン、価値にして5億5500万元。目的地はカザフスタン、イタリア、ドイツ、ロシアなど。
烏昌税関の職員である解萍氏は、「新疆南部のホータン、カシュガル、アクスなどの多くの農家は、従来の分散型の販売方法を変えている。大量の特産品を中央アジア及び欧州市場に向け販売している。中欧班列は高い効率、多くの路線、全天候という長所により、農家の最大の選択肢になっている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月22日