中石油長慶油田がオルドス盆地で重大な探査の成果を手にした。これは確認埋蔵量が10億トン級の大型シェールオイル田「慶城油田」のことで、中国で現在まで見つかっているうち確認埋蔵量が最大の大型シェールオイル田だ。中国石油集団が20日、発表した。
中石油(中国石油天然気集団公司)の責任者によると、慶城油田の地表は厚い黄土で覆われており、谷が縦横に走るため、探査・掘削・水圧破砕の難易度が高い。中国のシェールオイル探査技術の持続的な革新と進展により、慶城油田の確認埋蔵量は現在すでに10億5200万トンにのぼっている。
説明によると、確認埋蔵量の急増に伴い、シェールオイルは慶城油田の高品質発展の新たな成長源になっている。第14次五カ年計画(2021−25年)の最終年のシェールオイル年間生産量は300万トンに増加する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月21日