経済 > 中国による貧困脱却の成果、全世界を勇気付け
中国による貧困脱却の成果、全世界を勇気付け。
タグ：貧困脱却
中国国務院新聞弁公室はこのほど「人類の貧困削減における中国の実践」と題する白書を発表した。3万字余りに及ぶこの白書は、中国の貧困削減事業の進展と成果、世界への貢献について述べたもので、国際社会から広く注目されている。
海外メディアはいずれも、中国の貧困削減が収めた成果は目覚ましく、世界の貧困削減に大きく寄与したと評価。中国の特色ある貧困削減への道は、現代の国家統治における難題を解決する上で貴重な教訓を示したと伝えた。
中国外交部の報道官はこの白書について、中国では、貧困削減の実践によって、何億人もの自国民がより良い暮らしを送れるようになっただけでなく、世界の貧困人口の規模をも大幅に縮小させるなど、貧困克服に向けた人間の能力を限界まで引き上げたと評価。このことは、中華民族の発展の歴史における画期的な出来事であり、人類の貧困削減の歴史における重要な出来事でもあると語った。
スペインの日刊紙「エル・パイス」の電子版は、中国は過去8年間にわたって多額の資金を投じ、貧困層の医療や教育、住宅環境を改善したり、物資を直接提供するなどしてきたと伝えた。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われたにも関わらず、中国は国連の掲げる「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年前倒しで達成した。同紙は、過去数十年の間に世界の貧困人口が70％削減されたが、これは中国が約7億人を貧困から脱却させたからであり、この貢献なしには達成できな語っただろうとして、その成果を高く評価した。
独金融紙Forex Liveは、昨年12月の国連報告書を引用して、新型コロナウイルスの感染拡大のもたらす深刻かつ長期的な影響により、2030年までに世界ではさらに2億700万人が極度の貧困状態に陥る可能性があるり、こうした人々の総数は10億人を上回る見通しだと伝えた。
 |
|
 |
一覧同コラムの最新記事
