「一帯一路」建設推進活動指導チーム弁公室と中欧班列特別調整メカニズムが20日、北京市で活動座談会を開いた。会議で報告された情報は下記の通り。
中欧班列の発展は大きな成果を手にした。まず、国際公共財としての地位と力が際立った。中欧班列の運行本数は現在、累計で4万本を突破しており、価値にして2000億ドル超の貨物を輸送している。73本の運行路線で欧州22カ国の160以上の都市とつながっている。次に、沿線諸国の互恵・ウィンウィンの橋と紐帯を作った。中欧班列が輸送する貨物の価値のうち、中国・欧州の貨物貿易が占める割合が年々上昇しており、2015年の1%から2020年の7%に上昇した。特に新型コロナウイルス感染症の発生後、中欧班列は欧州に累計1199万件・9万4000トンの防疫物資を輸送している。それから、ユーラシア陸路輸送の新たなページをめくった。中欧班列は全天候・大輸送量・グリーン・低炭素の陸上輸送新ルートを構築した。これは国際運輸サービス体制における重大な革新だ。さらに、沿線の経済の急成長をけん引した。中欧班列は口岸経済及び中枢経済の繁栄と発展を促進した。内陸部都市の対外開放の新たな空間を切り拓くと同時に、要素資源の国を跨ぐ流通をスムーズにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月21日