ショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)を」運営する字節跳動(バイトダンス)社が17日に明らかにした内部資料によると、同社の2020年の実際の収入は前年同期比111%増の2366億元(1元は約17.0円、約4兆円)に上り、営業損失は147億元に達した。
同日午前に行われた「CEO(最高経営責任者)フェイスツーフェイス会議」で、同社の梁汝波CEOは20年の財務状況と最新の業務データを初めて公開した。梁氏は、「会社が大きくなり、新たな段階に入りつつある。私たちは対内的にも対外的にもより透明で、オープンでありたいと考えている。そこで業務の進め方を刷新したと同時に、すべての人に向けて収入と利益を含む業務のデータと財務状況を明らかにする」と述べた。
同日明らかにされた情報によると、20年末現在、バイトダンス傘下の製品のグローバル月間アクティブユーザー数は19億人に達し、世界の150を超える国と地域をカバーし、35種類以上の言語に対応している。同社は現在、アジア、米州、欧州などの30数ヶ国に事務所を設置し、世界の正社員数は11万人に上る。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月22日