中国国務院弁公庁はこのほど発表した「貿易の新業態・新モデルの発展加速に関する意見」の中で、貿易の新業態・新モデルの発展を力強く促進するため、7方面から25件の意見を提起した。
商務部研究院対外貿易研究所の尹政平研究員は「経済参考報」の記者に、「同意見は越境EC発展支援策の整備、越境EC総合試験区の建設の着実な推進、一連の優秀海外倉庫企業の育成、世界をカバーする海外倉庫ネットワークの整備などの内容をめぐり関連措置を掲げた。これは越境ECの持続可能な発展の促進に有利だ」と述べた。
尹氏はまた、「貿易の新業態・新モデルの発展加速は、国際貿易の発展の流れに順応し、貿易の革新的な発展を促進する上で重要な選択だ。中国の貿易の新業態・新モデルは近年、急速に発展しており、特に越境ECの発展が力強い。税関総署のデータによると、中国の昨年の越境EC貿易額は前年比31.1%増の1兆6900億元だった。同意見の発表は、越境ECの持続可能な発展をさらに促進する」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月14日