「低炭素モデル転換、グリーンな発展――人と自然の生命共同体の共同構築」をテーマとする、2021年生態文明貴陽国際フォーラムが13日、閉幕した。会期中には70数カ国・地域の代表者が、低炭素発展や生物多様性の保護などの生態文明建設の世界的・業界的な話題について議論し、多くの成果を手にした。
同フォーラムの章新勝秘書長によると、招待に応じた各国の政府要人、元政府要人、国連機関及び国際機関の責任者がビデオメッセージを寄せた。中国側と共に、世界で手を携え合い全力で協力し、世界のグリーンなモデル転換を促進したいと表明した。また、多国間主義とグローバルガバナンスのより公正で合理的な方向への発展を維持し、人と自然が調和的に共存する美しい世界を共に築くと表明した。
フォーラムは最後に、▼人と自然の調和的な共存、グリーンな発展、系統的なガバナンスを堅持する▼砂漠化地域のガバナンスと生態修復を強化し、緑水青山を金山銀山に変える▼人と自然の生命共同体の構築を堅持し、生態ガバナンスの大局観・全局観を樹立し、長期的・全体的・総合的に計画を立て、系統的なガバナンスを形成する▼最も厳しい制度と最も厳密な法治による生態環境保護を堅持する▼多国間主義による気候変動への対応を堅持する――といった多くの共通認識を形成した。
テーマフォーラムの他に、本フォーラムは生態文明建設成果展、グリーン製品展示販売及びグリーン産業プロジェクト説明会、プロジェクト集中契約式を開いた。閉幕式では10件のグリーン産業プロジェクトの契約が集中的に交わされた。契約額は計550億元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月14日