モバイルデータ・分析プラットフォームの「App Annie」がこのほど発表した「モバイルゲーム輸出インサイト報告書2021」によると、中国のゲームパブリッシャーは今年上半期、世界の消費者によるモバイルゲーム支出市場シェアの23％を占めた。米日韓は依然として、中国のゲームパブリッシャーにとって重要な海外収入源だ。中国新聞網が伝えた。

同報告書は世界のモバイルゲームに対して深く掘り下げた研究を行うとともに、中国のゲーム会社の2021年上半期の海外進出に重点的に注目し、ポテンシャルの高い細分化されたゲーム分野をめぐって全面的な市場分析を行った。

同報告書によると、今年上半期の中国モバイルゲーム海外ダウンロード件数は、2018年上半期と比べ72％増の17億件を達成し、新たな歴史を刻んだ。また今年上半期の中国モバイルゲームの海外ユーザーの支出は81億ドル（1ドルは約109.8円）に上り、昨年上半期比で47％増となった。これにより、中国のゲームパブリッシャーは今年上半期、世界の消費者によるモバイルゲーム支出市場シェアの23％を占めた。

同報告書によると、中国ゲームメーカーは海外の複数の市場で喜ばしい成果を上げている。米日韓は依然として重要な収入源だが、中南米の成長が著しく、中国のゲームデベロッパーに新たなチャンスをもたらした。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年8月7日