中国人民銀行(中央銀行)副総裁、国家外貨管理局局長の潘功勝氏は7日の国務院政策定例会見で、「中国は穏健な金融政策の実施を常に堅持している。金融政策は依然として常態化金融政策の区間内にあり、バラマキを行わない。人民銀行の金融政策には比較的大きな余地が残されている」と述べ、次のように続けた。
人民銀行は今後、引き続き穏健な金融政策を実施し、流動性の合理的な充足を保ち、通貨供給量及び社会融資規模の増加率の名目GDP成長率とのほぼ一致を保つ。同時に周期を跨ぐ政策設計に取り組み、今年と来年の金融政策の連結を総合的に考慮する。
人民銀行は金融政策を検討する上で自主性を高める。構造性金融政策について、重点分野及び脆弱な部分への政策サポートを拡大する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月8日