中国商務部が作成する「『十四五』外資導入発展計画」(以下「同計画」)がこのほど発表された。同計画は第14次五カ年計画期間(2021−25年)の中国の外資導入目標を掲げ、かつ7方面の23件の主要任務及び具体的な措置を明確にした。中国の高水準開放に向けたさらなる取り組みの青写真を描いた。
記者の調べによると、同計画はより高水準の対外開放の促進、外資導入構造の最適化、開放プラットフォームの機能の強化、外商投資促進・支援水準の向上、外商投資管理体制の改善、外商投資環境の最適化、国際投資自由化・円滑化の促進という7方面の23件の重点任務を明確にした。また、外資導入規模で世界の前列に位置し、外資導入大国の地位を固め、外資導入構造を持続的に最適化するという、第14次五カ年計画期間の外資導入の目標を掲げた。同計画は量的指標について、2025年までの5年間で外商直接投資の導入規模を累計7000億ドルにすることを明確にした。うちハイテク産業が外資導入に占める割合は30%、自由貿易区・自由貿易港が外資導入に占める規模は約19%。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月25日