住宅・都市農村建設部と応急管理部はこのほど通知を発表し、各地に対して超高層建築物の新規建設を厳格に抑制し、超高層建築物意思決定責任終身制を実施するよう求めた。通知の内容は下記の通り。
各地は超高層建築物の新規建設を厳格に抑制する。通常は超高層住宅を新規建設してはならない。市街地の常住人口が300万人以下の都市は150メートル以上の超高層建築物の新規建設を厳格に抑制し、250メートル以上の超高層建築物を新規建設してはならない。市街地の常住人口が300万人以上の都市は250メートル以上の超高層建築物の新規建設を厳格に抑制し、500メートル以上の超高層建築物を新規建設してはならない。各地の関連部門は80メートル以上の住宅建築物、100メートル以上の公共建築物の建設プロジェクトを審査・批准する際に、同級の消防救援機関の意見を求めることで、現地の消防救援能力との一致を保証する。
生態敏感地域や自然景観などの重点エリアの高層建築物の建設を厳格に抑制する。歴史文化街区、歴史エリア、世界文化遺産、重要文物保護単位に影響を及ぼす地方で高層建築物を新規建設しない。山際、水辺、及び旧市街地の開発の強度が高く、人口が密集し、交通渋滞が生じるエリアで超高層建築物を新規建設しない。都市通風回廊で超高層建築物を新規建設しない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月30日