輸入博の果たす役割は? マレーシア・ゴム手袋メーカー創業者に聞く

輸入博の果たす役割は? マレーシア・ゴム手袋メーカー創業者に聞く。マレーシアのゴム手袋メーカー高産柅品工業(コーサン・ラバー、Kossan Rubber)の創業者である林寛城氏がこのほど、新華社の独占インタビューに応じ、中国国際輸入博覧会(輸入博)は、グローバル企業にウィンウィンの関係性を構築できる場を提供し、中国が提唱する協力とウィンウィンの理念を示すものとなるとの見方を示した…

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発信時間:2021-11-06 16:16:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 マレーシアのゴム手袋メーカー高産柅品工業(コーサン・ラバー、Kossan Rubber)の創業者である林寛城氏がこのほど、新華社の独占インタビューに応じ、中国国際輸入博覧会(輸入博)は、グローバル企業にウィンウィンの関係性を構築できる場を提供し、中国が提唱する協力とウィンウィンの理念を示すものとなるとの見方を示した。

 

 林氏は「輸入博はグローバル企業にとっての交流の場だ」と説明。輸入博は極めて特別なものであり、中国の企業やユーザーに自社製品を宣伝できるだけでなく、海外からの出展者と連絡を取る機会を持つこともできるという、二つの面で商機をもたらすものだと語った。

 

 同社にとっては今年が初出展となるが、林氏にとっては輸入博も中国市場も決して未知のものではない。2019年開催の第2回輸入博の際、林氏はマレーシア中華総商会署理総会の会長として、120人規模のビジネス代表団を率いて参加。輸入博は大いに盛り上がり、深い印象を残したという。

 

 林氏の会社は、中国で長年ゴム手袋を生産し、販売も拡大。中国の大学とも協力して、高性能の防振ゴム製品を開発している。今輸入博には、同社傘下の中国子会社が特許を取得した製品を出展する。 

 

 林氏は、中国が新型コロナウイルスの国内での大流行を真っ先に封じ込んだことで、世界経済の回復はますます中国に依存するようになったと指摘。中国の着実な経済回復が、世界の供給と経済発展を大きく支えているとして、次のように語った。

 

 「輸入博の開催は、中国が提唱する協力とウィンウィンの理念を大きく示すものだ。世界の経済成長を促進するためには、一国主義は通用せず、多国間主義が必要となる。われわれは貿易や往来をしており、協力もあれば競争もあるが、それらがあってこそ互いを補い合うことができる。共通の利益を拡大し、共に成長し、ウィンウィンを実現する必要がある」


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月6日

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