全国炭素排出権取引市場(全国炭素市場)は今年7月16日の営業開始後、全体的に平穏かつ秩序正しく運行している。割当枠の価格が合理的に変動し、1日あたり取引量が記録更新を続けている。今月10日までの全国炭素市場の営業日は77日で、累計取引量は2344万400トン、累計取引額は10億4400万元で、10億元の大台に乗った。
履行期限が近づくなか、全国炭素市場重点排出機関が取引に意欲的になっており、取引が徐々に活況を呈している。過去1カ月の全国炭素市場の取引に参加した重点排出機関数は前月比65%増で、パネル協議取引の1日平均出来高は前月比163%増となった。
上海環境エネルギー取引所は今後、引き続き各種取引サービスに取り組み、全国炭素市場初の履行期限の関連業務に協力し、取引指導及び能力建設を強化し、全国炭素市場の安定運行を全力で保証する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月11日