中国の開放拡大、世界経済成長にも寄与

中国の開放拡大、世界経済成長にも寄与。開放は現代中国の大きな特徴だ。2018年の第1回中国国際輸入博覧会は中国の改革開放実施40周年に合わせて開催された。第4回を迎えた今年は中国の世界貿易機関(WTO)加盟20周年に当たる…

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発信時間:2021-11-14 15:43:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 開放は現代中国の大きな特徴だ。2018年の第1回中国国際輸入博覧会は中国の改革開放実施40周年に合わせて開催された。第4回を迎えた今年は中国の世界貿易機関(WTO)加盟20周年に当たる。「新しい時代、共有の未来」がテーマの輸入博覧会は世界が共有する国際的な公共財となり、中国市場を世界の市場、共有の市場、万人の市場にするというコミットメントを生き生きと映し出している。

 

 中国の勢い良く進める開放の流れの中で生まれた輸入博覧会は、中国が新たにハイレベルな開放を進める重要なプラットフォームとなっている。中国は今回の輸入博覧会で、外資参入ネガティブリストの縮減、通信や医療などサービス業の開放拡大、「外国企業投資奨励産業目録」の改正拡大、自由貿易試験区と海南自由貿易港のハイレベルな開放のストレステスト実施、自由貿易試験区越境サービス貿易のネガティブリスト作成、グリーン(緑色)・低炭素やデジタル経済などの国際協力参加を発表。ある国際人は、中国による対外開放の新たな取り組みが世界貿易に新しいチャンスを生み出し、世界経済の回復に対する自信を強めるとの見方を示した。

 

 2001年11月10日にカタールの首都ドーハで開催されたWTO第4回閣僚会議において中国のWTO加盟が承認された。これは中国が経済のグローバル化に深く関わるマイルストンとなり、中国の対外開放が新たな段階に入ったことを示した。それから20年間で中国はWTO加盟の公約を履行し、15.3%だった平均関税率は公約の9.8%を下回る7.4%に低下。中国の中央政府は2300件以上の法令を、地方政府は19万件以上の法令を整理し、市場と社会の活力を喚起した。国連貿易開発会議(UNCTAD)のレベッカ・グリンスパン事務局長は、WTO加盟が中国の経済発展に大きなボーナスをもたらし、中国によるWTO加盟の公約履行が世界経済の発展を後押ししたとの見解を示している。

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