山東省政府新聞弁公室が25日の記者会見で発表した情報によると、全国炭素排出権取引市場(炭素市場)は7月16日にオンライン取引を開始して以降、全体的に安定し秩序ある運営が維持されている。第1陣で炭素排出権取引に参加した業種は発電業で、参加企業数は全国で2162社となり、山東省では330社と全国で唯一300社を超えた省となった。
山東省生態環境庁の侯翠栄副庁長は次のように述べた。
炭素市場の最初の契約履行期限が近づくにつれ、重点炭素排出企業の取引意欲が高まり、取引の活発さも徐々に高まっている。11月23日時点で、炭素排出権割当(CEA)の累計取引量は3047万3500トン、累計取引額は13億元を突破した。山東省で計27社の重点炭素排出企業が取引に参加しており、炭素排出権割当累計買入量は458万3700トン、取引額は1億9500万元、累計売出量は240万4800トン、取引額は1億800万元となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月27日