「2022中国自動車市場発展予測サミット」が14日、四川省宜賓市で開催された。中国自動車工業協会の常務副会長兼秘書長の付炳鋒氏は同サミットで発言した際、「中国自動車市場は全体的に安定した動きを見せており、2021年の販売台数は2600万台を突破する見込みだ」と述べた。
付炳鋒氏によると、中国自動車工業は電動化、コネクテッド化、スマート化という技術変革の後押しのもと、企業の活力が著しく増強され、市場の消費需要も質の向上とグレードアップの傾向を示し、自動車生産・販売は全体的に安定成長の傾向を維持している。
新エネルギー自動車分野において、中国の新エネルギー自動車市場は爆発的な成長の新段階に入り、これまでの政策駆動型から市場駆動型に移行した。今年1―11月、新エネ車の累計生産台数は300万台を突破し、販売台数も300万台に迫った。今年通年の販売台数は前年比1.6倍の340万台に達する見込み。
自動車輸出の面では、国際市場が徐々に回復し、国内の供給能力も安定し、新エネ車の輸出が爆発的に増加するなどの複数の好材料に支えられ、中国の自動車輸出は引き続き増加傾向を維持し、今年の年間輸出台数は200万台を超える見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月16日