「デジタル経済・5Gと未来」をテーマとする2021年中原デジタル経済・5G未来ハイレベルサミットが16日、河南省鄭州市にてオンライン・オフラインで開催された。
河南科技大学元党委書紀、河南省公共関係協会会長の夏林氏は、「デジタル経済はすでに全世界の戦略的な選択の焦点になっており、日増しに経済・社会発展の各分野に溶け込んでいる。革命的な意義を持つ新しい物事は現在、大変動における主な推進者となっている。現在のデジタル化の波はこの役割を演じており、またこの世界の経済と構造を再構築する重要な力になっている。チャンスと試練を前にし、我々はためらうことなく多国間の国際協力を展開し、中国のプランを打ち出す必要がある」と述べた。
河南省ビッグデータ局の副局長の朱明氏は、「河南省は全国の重要な農業大省、人口大省、資源大省、経済大省で、戸籍人口は1億人以上。全国の重要な情報通信ハブ及び交通センター、データ産出・応用大省で、ビッグデータ発展の厚い基礎、恵まれた条件、高い将来性を持つ」との見方を示した。
河南財経政法大学デジタル経済センター長の許貴陽氏は、「5Gはすでに、スマート公共事業、消費市場、医療・ヘルスケア、工業製造など、生活と仕事の各シーンで広く使用されている。5Gの応用は将来的に世界のGDPを大幅に増やす。しかし5Gには現在、シーンの構成の構造的な矛盾、デジタルデバイド、倫理のリスクなどがある。同時に基礎的戦略的価値とその他の技術の協力を重視するべきだ」と述べた。
同フォーラムにおいて、ファーウェイ、金蝶軟件、浪潮集団などのビジネス界の有名な関係者が、「5Gの建設と応用、現状、課題」について議論した。デジタル化モデル転換などの各レベル及びさまざまな角度から、企業の高品質発展の促進におけるデジタル経済の独特な力について考えた。イノベーション統合により業界のデジタル化・スマート化モデル転換を支えるべきとの一致した観点を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月17日