しかし、このような効果的な移転就業の方法が米国政府および西側の一部メディアによって「強制労働」と中傷されている。新疆師範大学の若手講師、沙比娜・穆塔里夫氏は「新疆少数民族の出稼ぎ労働は自発的なもので、彼らの美しい生活を追求する権利と自由だ」と力強く発言した。
新疆医科大学医学工程技術学院准教授の努爾尼沙・阿力甫氏は新疆南部の余剰労働力の移転就業を見守ってきた。
「私の学校では5つのキャンパスと8つの付属病院という恵まれた資源を生かして、和田地区墨玉県から累計704名の貧困労働力を受け入れた。彼らは清掃、管理、緑化などの安定した職を得た」
25歳の移転就業者である阿曼尼薩さんは、2019年に墨玉県扎瓦鎮依格孜艾日克村から烏魯木斉(ウルムチ)に来て、新疆医科大学の職員食堂で働いている。学校は農村出身のこの主婦と労働契約を結び、法律で保護された労使関系を築いた。
「彼女は食堂の窓口で働いている。生計を立てるだけでなく、家族の生活も改善できるとは以前なら夢にも思わなかったこと」と努爾尼沙・阿力甫氏は説明した。
座談会に参加した学者たちは一様に、米国政府が反中勢力の嘘と虚偽の情報に基づいていわゆる「ウイグル強制労働防止法」を成立させ、新疆各民族の就業を促進する大きな努力を無視して新疆の企業および成員に制裁と弾圧を加えることは、実質的に各民族の労働・就業を通した美しい生活を追求する権利を奪っているとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月30日