国民所得は経済成長と同じペースで増加した。2021年の国民1人あたり可処分所得は前年比で実質8.1%増加、2年間の平均成長率は5.1%と、経済成長と同じペースで増加し、国民所得の安定成長という目標を実現した。
GDP1単位当たりのエネルギー消費量は減少した。試算によると、2021年のGDP1単位当たりのエネルギー消費量は前年比で2.7%減少し、減少率は所期目標の3%前後に迫った。
食糧生産量は過去最高を更新した。2021年の食糧生産量は6億8285万トンと、所期目標の6億5千万トン以上を達成した。
2021年の中国国内総生産(GDP)は114兆元を超え、年平均為替レートで換算すると、17兆7千億米ドルに達し、世界第2位を維持、世界経済に占める割合は18%以上の見通し。1人当たりのGDPは平均8万976元、年平均為替レートで換算すると1万2551米ドルと、1万2千ドルを突破した。
これだけの経済規模と1人当たりのGDP水準は、中国にとって何を意味するのか?
この1年で、中国の国内総生産と1人当たりGDPは持続的に増加した。これは中国の総合的な国力・社会の生産力・人々の生活水準が一段と向上したことを意味する。また、中国の発展の基盤がより強固に・より良い条件が備わり・エネルギーに満ちたものになると同時に、世界の発展に中国の力で寄与することを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月23日