ロイター中国語版はこのほど、世界経済の回復はコロナ禍の影響で不確定要が多いが、中国は依然として外資を勢い良く誘致していると伝えた。外資を誘致する業界が製造業からサービス業へとシフトし、中国の外資誘致政策も増えていることから、2022年は中国による外資誘致が増える見通しだ。
「中国の外資誘致が再び活発化、寅年に『加速』へ」というタイトルの記事はKPMGのリポートを引用し、2022年の中国に対する海外直接投資が高水準を維持する見込みで、外資が資産管理、新エネルギー、ハイテクなどの産業に注目していると伝えた。
リポートは、中国は経済ファンダメンタルズの改善が続いており、市場規模、産業一体化、インフラ、ビジネス環境などにおいて総合的な競争力を持ち、外資にとって大きな魅力的となっていると評価した。
中国の国家発展改革委員会と商務部はこのほど、外資参入に関するネガティブリストの2021年版を発表し、5年連続でネガティブリストを縮小した。
記事によると、中国証券監督管理委員会が認可した外資系証券会社の数は一層増えている。
UBS証券董事長の銭于軍氏によると、中国政府がニューエコノミーの発展と持続可能な開発の推進に注力しているため、最近は政策にも良い影響が見られ、同社の全事業が成長しているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月23日