四川省成都市やエアバスなどの企業はこのほど、「エアバス機全生命周期サービスプロジェクト」調印式を開いた。同プロジェクトは引退機の利用を目的とし、成都市に駐機修理センター、アップグレード改装センター、航空機解体センター、貨物機改造センター、航空機材取引所の「4つのセンター、1つのプラットフォーム」を設立し、総投資額は60億元に上る。
四川省経済合作局の周密副局長によると、四川省はエアバスの部品の世界生産基地の1つで、四川省にある中航成飛民用飛機公司はエアバス機の重要なパーツ供給業者であり、これまでにエアバスA320やA330などの着陸装置、機首、搭乗口などのパーツの製造を担った。
中国西部の航空産業基地として、四川省の産業は基礎が固く、230社以上の航空関連の科学研究所、生産製造企業、研究開発基地を有する。また、航空修理産業も全国トップレベルであり、50社以上の航空修理企業を有し、能力が高く、航空産業への投資を引きつける能力を持っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月24日