国家電網青海省電力公司の発表によると、青海省海南チベット族自治州新エネ拠点の21台の新エネ分散型調相機クラスタの最後の3台が試験運行後、実用化に入った。これは世界最大規模の新エネ分散型調相機クラスタが青海省で完成し、稼働開始したことを意味する。青海省の新エネ外部輸送能力を直接350万kW拡大する。
業界の専門家によると、調相機は電力網の「安定装置」と呼ばれ、「電力網側」ですでに大規模応用されているが、「電源側」での応用は初だ。青海省は太陽光や風力などの新エネ資源に恵まれており、新エネ発電が占める割合が高い。新エネの間欠性・偶然性・変動性の特徴に的を絞り、「電源側」に小型・分散型調相機を設置することで、新エネ超高圧直流送電プロジェクトの安全かつ安定的な運行を促せる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月23日