日本財務省が20日に発表した速報統計データによると、エネルギー価格の高騰などの影響で、2021年の日本の貿易収支は赤字に転じ、赤字額は1兆4722億円(1ドル=約114円)に上った。
鉄鋼、自動車、半導体製造設備などの分野の輸出による力強い牽引を受け、2021年の日本の輸出は前年比21.5%増の83兆931億円となった。原油、液化天然ガス、非鉄金属などの輸入価格の著しい上昇と円安により、日本の輸入額は24.3%増の84兆5652億円となった。
国と地域別に見ると、中国は日本の最大輸出市場の地位を維持し、日本の対中貿易赤字は引き続き縮小した。日本の対EU貿易赤字は10年連続となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月26日