各大手高級消費ブランドの販売状況は昨年好調で、特に中国市場でいずれも高い成長率を記録した。
トッズ・グループが発表した昨年の業績データ(速報)によると、昨年12月31日までの年度内において、トッズ・グループは中国での業績が最も好調で、前年比59.5%増、2019年比45.9%増となった。LVMHグループも、中国市場の力強い成長により、日本を除くアジアがグループ最大の収入源になったと発表した。その売上は2019年同期比で30%増となり、全体の35%を占めた。
中国市場はこれまでも、未来の高級消費ブランドの発展の、最も大きな潜在力を秘めた市場とされてきた。ベインキャピタルがこのほど発表した報告書によると、中国の高級消費財市場の昨年の消費総額は4710億元弱となった。これは新型コロナウイルス流行前の2019年の2340億元の2倍以上だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月6日