2022年北京冬季オリンピックの競技場は素晴らしく、世界の観客にこの上なく素晴らしい競技を見せるだけでなく、中国の氷雪経済も促進した。
凍てつくような雪の地は金山銀山でもある。北京冬季五輪の開催は中国の氷雪経済の発展に重要なチャンスをもたらした。2015年に北京市が冬季五輪招致に成功して以降、『ウィンタースポーツ発展計画(2016~2025年)』、『全国ウィンタースポーツ施設建設計画(2016~2022年)』、『2022年冬季オリンピックをきっかけとしたウィンタースポーツの大々的発展に関する意見』などの文書が発表され、氷雪産業の発展は多くの政策支持を得た。
冬季五輪は氷雪経済の発展の幅広い余地を切り拓いた。北京市が冬季五輪招致に成功してから2021年10月までに、全国のウィンタースポーツ経験者は3億4600万人に、参与率は24.56%に達した。中国の氷雪産業にとって、「3億人」はウィンタースポーツ普及の数字というだけでなく、産業発展の一里塚的意味も持つ。ある報告は、2021~22年のシーズン中、中国の雪レジャーの観光収入は3233億元に達すると予想した。2015年から2020年までに、中国の氷雪産業の規模は2700億元から6000億元に増加し、2025年には1兆元を突破する見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月19日