人的資源・社会保障部(省)は22日、2021年第4四半期(10-12月)に全国で求人が求職より多かった「人材が最も不足した100職種ランキング」を発表した。上位10職種には、販売員、飲食店のホールスタッフ、商品の販売員、旋盤工、家事代行サービススタッフ、警備員、包装従事者、カスタマーサービス管理員、清掃員、宅配便配達員が並んだ。新華社が伝えた。
前期と比較すると、同期のトップ10にはやや変化が見られ、旋盤工と包装従事者がランク入りした一方で、マーケティング担当者と溶接工が姿を消した。
同部の関係責任者は、「同期のランキングは製造業で人材不足が続き、特にスマート製造分野での人材不足が深刻化していることを映し出した。100職種の分布を見ると、生産・製造と関連分野が43職種に上った。2019年第3四半期(7-9月)にこのランキングを初めて発表して以来、製造業関連の職種はずっと高い割合が続いている。自動車生産消費関連分野の求人が旺盛で、自動車部品のリビルトスタッフ、自動車用品製造スタッフ、自動車整備士などの職種が新たにランク入りした。スマート製造分野のさまざまな工程のデジタル制御工作機械オペレーター、産業用ロボットシステムオペレーターなどの職種も順位が上昇し、人材不足が深刻化した」と説明した。
同ランキングは全国に102ヶ所ある定点モニタリング都市の公的就職支援サービス機関から報告された人材資源市場の求人・求職データに基づいて作成されたもので、同部の公式サイトですべての順位を見ることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年2月23日