第13期全国人民代表大会第5回会議が5日午前、北京で開幕しました。開幕式で発表された政府活動報告では、2022年の政府活動について、「今後も外資を積極的に活用すべきである。開かれた中国大市場は、必ずや各国企業の中国での発展により多くのチャンスをもたらすであろう」と強調されています。
政府活動報告によりますと、今後は外商投資の推奨範囲の拡大、外資のミドル・ハイエンド製造、研究開発、現代サービス業などの分野や、中・西部、東北地方への外資投資の増加の支援、外資促進サービスの最適化、重要プロジェクトのより迅速な実施の促進がはかられることになっています。また、自由貿易区試験区と海南自由貿易港の建設の推進や、開発区の改革と革新が促進され、総合保税区の発展レベルが高められ、サービス業の開放を拡大するための総合テストエリアが増設される方針です。
政府活動報告では、中国が世界各国と互恵的な協力を強化し、ウィンウィンを実現していきたい考えが強調されています。
(ミン・イヒョウ、CK)
「中国国際放送局日本語版」2022年3月5日