今年の政府活動報告は、「消費の持続的な回復を促進」とした。消費の新勢力である「国貨」(国産品)と「国潮」(中国風のファッショントレンド)製品は人々の購入意欲にどのように火をつけるのだろうか。消費回復にはどのような焦点が残されているのだろうか。記者は代表・委員を取材した。
食品、衣料品、コスメ、グッズ、家電、自動車など、消費市場で近年「国潮」ブームが生じている。
全人代代表の姚忠良氏は、「さまざまな国潮製品が有名になっているのは、総合的な国力と一般人の消費の需要の向上のためだ。国貨が急速に変化する消費市場でシェアを獲得するためには、中国人の需要と考えに焦点を絞り、研究開発とイノベーションの取り組みを拡大し、製品の品種から消費シーンへの全面的な拡張を実現しなければならない。またモデル転換と高度化のペースを上げ、オンライン・オフラインの新たなチャンスを積極的につかみ、ブランドにより製品に長期的な生命力を持たせるべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月10日