中国製商用化3.0版リニア列車が試験を完了

中国網日本語版  |  2022-03-11

中国製商用化3.0版リニア列車が試験を完了。

タグ:中国製 商用化3.0版リニア列車

発信時間:2022-03-11 11:13:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中車株洲電力機車有限公司(以下「同社」)の10日の発表によると、同社が研究・製造した中国が完全に独自の知的財産権を持つ初の商用化3.0版リニア列車が、同済大学高速リニア試験ラインで関連する動的試験とシステム総合調整・試験を完了した。

 

 この商用化リニア列車の設計上の時速は200キロ。中国の科学研究者が自ら作った商用化リニア新製品で、世界の同速度レベルのリニア交通システムの空白を補った。これは中国が中速リニア基幹・中核技術を把握し、リニア技術のイノベーションと産業発展で世界先頭集団を維持していることを意味する。

 

 同社リニア研究所の張文躍副所長によると、商用化3.0版リニア列車は自動運転、非接触感知給電などの各種技術でブレイクスルーを実現した。時速50−200キロの都市間・市内路線に適している。

 

 同列車は地上運行制御システムによって制御され、自動運転を実現する。また5G高周波ミリ波列車・地上ワイヤレス通信、オンラインコンディションチェック、ビッグデータ分析などの技術により、列車、レール、給電などの各方面の故障をリアルタイムでスマートに診断し、自動運転の安全性と信頼性を保証する。

 

 2.0版や1.0版と比べ、商用化3.0版リニア列車のトラクションモーターは列車の底部から地上に隠された。従来のレール交通の、けん引設備を列車に搭載するという制限を打破し、けん引効率、登坂能力、加速性能などが大幅に向上した。高密度、小規模編成、路線バス化、スムーズな発車・停車を実現できる。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月11日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで