「長征5号B」キャリアロケットに搭載される大推力水素・酸素エンジンの校正試験が21日、成功を収めた。試験完了後、エンジンはロケットの総組立に引き渡され、今年の宇宙ステーション実験モジュールの打ち上げ任務を遂行する。科技日報が伝えた。
今回校正試験が行われたのは、「長征5号B遥4」キャリアロケットの最後のエンジンだ。エンジンが点火した後、メインエンジンが100秒稼働した。試験システムが正常に稼働し、エンジンのパラメータが正常で、機能と性能がロケットの全体的な技術要求を満たした。
長征5号シリーズの1段目に搭載される大推力水素・酸素エンジンは、中国で現在使用されているうち最も先進的な低温液体燃料ロケットエンジンだ。計画によると、中国は今年、宇宙ステーションの建設を全面的に完了する。うち「問天」実験モジュールと「夢天」実験モジュールの打ち上げは、長征5号シリーズによって行われる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月23日