中国人民銀行の2日の発表によりますと、デジタル人民元は卸売と小売、飲食・文化・観光、政務と費用納付などの分野で、オンラインとオフラインをカバーする普及可能な応用モデルを形成したということです。また、北京冬季オリンピック・パラリンピックでの実証実験は円満に成功し、ユーザーやビジネス規模も着実に成長したことで市場の反響は好調です。
これによって、テジタル人民元の実証実験が今後推進され、実証実験の範囲を着々と拡大することになっています。天津市、重慶市、広東省広州市、福建省福州市、アモイ市、アジア大会を開催する浙江省の6都市を実証実験地区として増やしていくほか、北京市と河北省張家口市は北京冬季オリンピック・パラリンピックでの運用試験終了後、実証実験地区へ移行しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年4月5日