中国西部地域と東南アジアを結ぶ「陸海新ルート」の「長江―インドシナ半島の国際複合一貫輸送列車が7日、重慶市の果園港を出発しました。「陸海新ルート」において、長江内陸河川の港湾からインド洋に直通するルートはこれが初めてになります。
今回出発した第1便は中国・ラオス鉄道を通ってラオスのビエンチャンに入り、その後、道路輸送に切り替えられ、タイを通過して最終的にミャンマーに到着します。重慶からミャンマー・ヤンゴン間の片道輸送時間は約20日短縮でき、長江の「黄金水路」と「陸海新ルート」の切れ目ない連絡輸送の優位性を十分に発揮し、国内と国際の双循環を促進していくとみられています。
「中国国際放送局日本語版」2022年4月9日