上海税関は12日夜、的を絞った措置を緊急で打ち出し、貨物の通関申請手続きと貨物通関の効率を上げ、上海税関の貨物集荷・輸送能力を高めると発表した。
データによると、上海税関貨物の通関後の実際の税関外搬送率は3月末以降、50%未満となっている。うち海運税関は35%のみで、空運税関は49.1%。これは上海の感染対策が税関の貨物集荷・輸送能力を制約し、貨物が税関の貨物置き場や倉庫に大量に蓄積され、港及び空港の正常な運営の妨げになっていることを意味する。
上海税関は、上海各区の各海運・空運税関は企業の申請に基づき積極的に同行者なしの検査モデルを採用し、検査条件を満たすすべての輸出入貨物を検査すると約束した。また民生供給保障などの重点商品についてはグリーンルートを設置し、優先的に検査するとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月14日