中国の新エネ車関連サービスの十全化がスムーズに進められている。中国電気自動車充電インフラ促進連盟の最新の統計によると、中国の充電インフラは今年1−2月に24万7000箇所増加した。2月末現在の全国充電インフラは前年同期比62.9%増の累計286万4000箇所。
「政策のボーナスは、過去2年間の新エネ車販売台数の急増を支えた」国家情報センターの徐長明副主任は、新エネ車産業には次の3つのメリットがあると指摘した。(1)財政補助や自動車取得税減免などの財税優遇策。(2)ナンバープレートの優遇や道路占有権の優遇といった非財税政策。(3)「ダブルクレジット規制」による、ガソリン車メーカーのEV事業拡大と、一連の競争力を備える製品の発表。
各種支援策が次々と実施に移され、中国の新エネ車が高速道路に入っている。中国汽車工業協会の統計によると、中国の昨年の新エネ車生産台数は354万5000台、販売台数は352万1000台で、いずれも前年比で1.6倍増となった。生産・販売規模が7年連続で世界一となり、新エネ車市場の認知度が大幅に上がった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月14日