岐路に立たされたボアオの思考

中国網日本語版  |  2022-04-19

岐路に立たされたボアオの思考。3日間のフォーラムでは30回以上のサブフォーラムとイベントが開催される。議題は主に次の6つに集中しており、関係者の関心と需要に合わせている…

タグ:ボアオ アジアフォーラム 年次総会

発信時間:2022-04-19 15:33:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「感染症と世界:共に世界の発展を促し、共同の未来を築く」をテーマとするボアオ・アジアフォーラム2022年年次総会が、今月20−22日に海南省ボアオ鎮で開催される。今年のフォーラム年次総会は、国際社会が最も注目しているコロナ後の世界経済の回復及び持続可能な開発といった議題をめぐり対話・交流を展開する。岐路に立たされた世界のため、未来の発展の方法と方向を示す。


 3日間のフォーラムでは30回以上のサブフォーラムとイベントが開催される。議題は主に次の6つに集中しており、関係者の関心と需要に合わせている。


 (一)感染対策。世界では現在も感染拡大が繰り返されている。ワクチンの不平等な分配、ウイルスの持続的な変異などが、感染対策の足並みを大きく乱している。今年のフォーラム年次総会は世界の感染対策の経験をさらに総括し、「免疫の格差」の解消について議論する。


 (二)世界経済。世界経済は全体的に回復の流れを保っているが、各経済体の回復に大きな差がある。経済の議題をメインとするフォーラムの今年の年次総会はこれまでと同様、世界経済の動向、産業チェーン、物価上昇など一連の関連する問題について議論する。


 (三)グリーンな回復と持続可能な開発。世紀の感染症を経験し、各国及び地域は普遍的にグリーン・イノベーション・持続可能な開発をより重視し、経済構造のグリーンで低炭素なモデル転換を積極的に促進している。今年のフォーラム年次総会は既存の共通認識を踏まえた上で、カーボンニュートラルの実現方法により焦点を絞り、各国及び世界の包括的発展の促進について議論する。


 (四)デジタル経済。デジタル経済は現在、急成長の流れを示しており、コロナ後の世界経済の回復に新たなチャンスをもたらしている。グローバル化を背景とし、デジタル経済政策の協調の強化、デジタル経済の発展のさらなる促進、公平な競争の保証、個人情報の安全保護が、今年のフォーラム年次総会で重点的に議論される。


 (五)国際協力とグローバルガバナンス。今年のフォーラム年次総会はこれまでと同様、多国間主義と国際協力を支持する声を上げ、グローバルガバナンスを積極的に促進する。協力による発展、包括的な発展、革新的な発展、グリーンな発展を促す。


 (六)アジア地域協力と国際協力の新たな発展。東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が年初、正式に発効した。今年のフォーラム年次総会は、RCEPがもたらすチャンスを活用し、アジア太平洋地域の協力を持続的に掘り下げることについて議論する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月19日

 

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