中長期資金は資本市場の安定的で健全な運営を保つ「バラスト」だ。証券監督管理委員会(証監会)の王建軍副主席は新華社の取材で、「社会保障、銀行、保険機関の政策への要求の整理に取り組み、関連方面と協調し詰まりと難点を解消し、中長期資金の権益投資比率の上昇を支持する」と述べた。
公募基金、社会保障基金、保険資金、企業年金などの域内専門機関投資家の権益投資比率は20%に迫っているが、域外の成熟した市場を大きく下回っている。
王氏は、「公募基金業界の高品質発展の促進を急ぎ、権益類基金の発展に取り組み、投資研究とリスク管理能力の構築を強化する。ファンドマネージャーの分類監督管理を改善し、商品の種類を豊富にし、長期審査メカニズムを改善する。公募基金などの機関投資家が資本市場の専門的な買い手としての力を発揮するよう促す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月11日