京津冀地区(北京・天津・河北)の緊急物資及び生活必需品の供給を力強く保障し、同地域のスムーズな物流を促すため、河北省は既存の交通運輸条件と物流パークを利用し、17の緊急物資中継輸送ステーションを建設し、北京・天津及び雄安新区の物資中継輸送を重点的に保障する。河北省交通運輸庁が発表した。
建設基準によると、中継輸送ステーションには中継輸送エリア、一時保管エリア、消毒エリア、封鎖管理エリアが含まれる。通常は正常な経営の秩序を維持し、緊急時には直ちに運営開始できるようにする。そのうち中継輸送エリアは物流パークの既存の駐車場や積み卸し場所などのスペースを利用し、物資の種類に基づき専用スペースを設定する。輸送車両の出入りと駐車、及び防疫物資、生活物資、寄贈物資の積み卸しと搬送を支える。一時保管エリアは物流パークの既存の専門的な保管場所や倉庫などの資源を統合し、需要に応じ工場や事務スペースを改修するか、新たに一時保管施設を新設する。冷蔵や冷凍などの設備を整え、果物、野菜、冷凍食品、肉類などの物資の保管に取り組む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月17日