中国は世界経済成長の最も大きなエンジン

中国網日本語版  |  2022-05-22

中国は世界経済成長の最も大きなエンジン。

タグ:世界経済

発信時間:2022-05-22 11:32:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国共産党中央委員会宣伝部は5月12日、「中国のこの10年」をテーマとする記者会見を行い、経済および生態文明の分野に関する建設と改革の状況を説明した。


 中央財経委員会弁公室の日常業務副主任を務める韓文秀氏は記者会見で、第18回党大会後の10年間が党と国家事業の発展において特別な10年だったと述べた。習近平国家主席を中心とする党中央委員会の強力な指導の下、中国は小康社会を全面的に構築し、社会主義現代化国家の建設という新たな道を開いた。新発展理念が人々の心に根付き、経済・社会の発展と生態文明の建設においてマイルストーンとなる成果を得ている。


 この10年は中国の経済力がさらに高いレベルに上がった10年だった。


 2021年の中国の国民総生産(GDP)は114兆元で、世界経済に占める割合は2012年の11.4%から18%以上に上がり、世界第2位の経済大国としての地位はより強固なものとなった。1人当たり国民総所得(GNI)は1万2500ドルと、高所得国の基準に近づいている。


 韓文秀氏は「世界経済成長に対する中国経済の貢献度はここ数年30%前後を保ち、中国経済は世界経済成長の最も大きなエンジンだ」と話した。


 商務部副部長兼国際貿易談判副代表の王受文氏は、中国が第18回党大会後、対外開放を積極的に推進し、数々の目覚ましい成果を上げていると紹介した。例えば2017年以降、中国の外資導入額は4年連続で世界2位となり、対外直接投資額は世界トップ3にランクインしている。2013年には自由貿易試験区で初の外資参入ネガティブリストを発表し、当初190項目あった規制措置が現在はわずか27項目に減った。また、自由貿易試験区21カ所と海南自由貿易港の建設を進めた。


 「この10年は中国の発展とセキュリティが統一的に進んだ10年だった」。中国人民銀行副総裁の陳雨露氏は、党中央委員会と国務院の強力な指導や国務院金融委員会の主導の下、人民銀行が関係部門や地方政府と共に、党中央委員会が定めた「大局の安定、統一的な計画、施策の分類、正確な実行」の基本方針に沿って、金融リスクの防止と解決に全力を尽くしたと説明。これによって中国の金融システムに長らく蓄積されたリスクが効果的に処理され、全体の金融リスクが抑えられたことで、全体的にコントロール可能な状態になったとしている。


 韓文秀氏は、現在の中国経済は再び困難を克服し、ハードルを乗り越える重要な時期にあり、前進する過程での問題と成長する中での悩みに依然として直面していると指摘。自信を持って困難に立ち向かうことでのみ、試練をチャンスに変え、明るい未来を切り開くことができるとの見解を示した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月22日

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