中国電力企業連合会は、今年の電力供給のピーク期となる夏季に、全国の電力の需給は全体的にバランスが取れるが、電力消費のピークの時間帯に需給が逼迫すると予想した。そのうち東北・西北地区の電力の需給は基本的にバランスが取れるが、南方・華東・華中・華北地区では電力消費のピークの時間帯に需給が逼迫する。
三峡集団の責任者は新規電力供給について、「白鶴灘発電所、長竜山発電所などのプロジェクトの建設を急ぎ、安全かつ予定通りに稼働・発電させる」と述べた。
国家発展改革委員会の孟瑋報道官は、「石炭は国家経済及び民生に関わる重要な基礎的エネルギーだ。石炭火力発電は全社会の発電量の約6割を占めている。企業のエネルギーコストの安定は、石炭を中心とする基本的な国情を立脚点とし、石炭の供給・価格安定にしっかり取り組まなければならない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月27日