「クラウド展示会」、「クラウド交渉」、「クラウド契約」など、近年、中国の多くの地域と分野はオンライン展示会やオンライン企業誘致などの新しい方法を用い、企業誘致と資金導入、重大プロジェクトの交渉と契約を便利にし、経済・社会発展の新たな突破口としている。
第131回中国輸出入商品交易会(広州交易会)がオンラインで幕を下ろした。60年以上続く広州交易会は貿易の「バロメーター」とされ、今年は5回目の「クラウド広州交易会」となった。サービスの質を向上させるため、今回の広州交易会は公式サイトを全面的にアップデートした。広州交易会の報道官で中国対外貿易センター副主任の徐兵氏によると、公式サイトは出展業者の展示品、供給・調達マッチング、出展業者接続、バーチャル展示館などの項目を増設し、現代ITを通して国内外企業に全時空・ボーダレスの効率的な貿易プラットフォームを提供し、世界の企業が国内で世界のものを売り買いできるようにした。
統計によると、10日間の期間中、広州交易会の公式サイトアクセス者は1009万人、アクセス数は3390万回に達した。2万5500社の出展企業が「クラウド快速車」に乗り、画像と文字、動画、3D、VR(仮想現実)などの形式を通し、企業、商品、ブランドを立体的に展示した。出展企業クラウド展示ホールのアクセス数は622万3100回に達した。また、出展企業が開催したオンライン展示会は8万5300回、アップロードした展示品は305万2100点に上り、うち新商品は95万1500点で過去最多を記録した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月29日