今年に入り、新型コロナウイルス流行などの複数の不確定要素は消費ニーズにダメージを与えている。国家統計局のデータによると、今年1~4月の社会消費財小売総額は前年同期比0.2%減少した。4月の社会消費財小売総額は前年同期比11.1%減だった。
圧力に対応するため、多くの地域がレバレッジ効果のある消費券を発給し、消費と自信回復を促進している。
四川省成都市は「5·20」消費促進活動消費券を発給。財政資金額は1億2000万元で、金融機関と業者の優遇活動を合わせると2億4000万元になる。成都市が市内全域で消費券を大規模発給するのは今年に入って初めてで、市内の重点小売企業、飲食企業、個人事業主をカバーしている。成都市が第一弾で発給した66万枚の「5·20」消費券は5分ですぐになくなったという。5月21日24時までに、今回の消費券活動の認証枚数は16万枚を超え、1日半で消費率は25%に達した。
メーデー連休中、海南省は「企業と人民に資する、海南を楽しむ」と題した消費券発給活動を実施し、1万社以上が参加し、海南省の重点小売企業10社の5日間の売上高は前年同期比3.86%増の1億元以上を実現した。
広東省広州市は5月に「羊城ハッピー・ショッピング」消費促進活動を開始し、消費券を発給し、消費の回復と質の向上を促した。広百百貨の担当者によると、第一弾広州消費券の発給初日(5月8日)は母の日にあたり、同日の売上高は2500万元を超えた。第二弾消費券は5月13日に発給され、5月14日と15日の週末の売上高は1600万元超を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月29日